猫の気持ち

うちの長男とは言っても猫のこと。コメちゃんは、成猫からお迎えしたので、慣れてくれるまで時間がかかった。

先ず、保護してから外に出たいと夜鳴きが２ヶ月も続いた。ネットで調べると長くても１ヶ月で終わると書いてあったのに、ずっと、あおーん！あおーん！と夜中に鳴き続けて、ヘッドフォンをつけて寝ていた。犬の散歩しながら、このまま続いたらどうしようと黄昏れてベンチに座り込んでしまう日々。音楽をかけたり、絵本の読み聞かせをしたり、鳥の鳴き声のおんがくをかけたり、色々と試したが効果が無かった。それがある日パッタリと鳴き止んだ。理由はわからない。

そして、夜鳴き問題が解決すると、触らせてくれないという問題が。。。シャーシャー威嚇され、病院にも連れて行けない。近づくとガッ‼︎と威嚇される始末。しょうがなく往診な動物のお医者さんにきてもらい、たも網で捕まえられ診てもらっていた。それもある日、迎えから膝に乗ってきたのだ。何がきっかけかわからない。今では抱っこしてキャリーバッグに入れるかことができる。お決まりのシャーも言わなくなっていた。きっかけは何だろう？一年経ったから、認めてくれたと私は思っている。

その後、膀胱炎になり、入院を三回も繰り返し、何度も彼を連れて病院に。心配で、一緒に添い寝をしていたら、甘えんぼに変身していた。

そして、膀胱炎の影響もあり、たまに粗相をするようになったのだが、治ってもたまにするようになった。これは、私が離れるとトイレの脇に粗相をして私が部屋に来て片付けるのをじっとみている。かまって欲しくてわざとしている。子猫たちがきてから、頻繁になった。

こうして保護してから常に私を悩ませるうちの長男。でも、とても愛おしい。何でその行動に出たのか真剣に考えて、仕事のことや日常のくだらないことに頭を悩ませることなくなった。私の空いている時間は、猫の気持ちを考える為に使われている。